読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

kzk-casino.com

一人前のITエンジニアを目指して

ロジカルシンキング〜課題解決のプロセス〜研修を受けて

会社の研修でロジカルシンキング〜課題解決のプロセス〜研修を受けたのでメモします。

全体プロセス

ロジカルシンキング、中でも課題解決は下記のプロセスで実施する、というフレームワークでした。

  • What

 課題の定義

  • Where

 課題の絞り込み

  • Why

 課題の深堀り

  • How

 課題の対策

図式するとこんな感じ

f:id:kzk_casino:20160714000424p:plain


各プロセスに置いて簡単にポイントを書き留めておきます。

What

Whatは一番最初のPhaseで、課題を明確にする段階です。

漠然とした課題を明確にすることで今後のSTEPを迷いなく遂行していくために実施します。

課題とは、「あるべき姿と現実とのGAP」を「定量的に」とらえて明文化することです。

上位方針と自分の業務から目的を立て、目的に対するKGI(Key Goal Indicator)を決めて、
「いつまでに」、「どの程度」達成するのか(目標)を明確にするPhaseです。

ここで注意することは、あまりにも現実的で達成可能な目標は「弛れ」を生み、
どう考えても達成不可能な目標は「諦め」を生んでしまいます。

リソースやコストを勘案して、少しチャレンジングな目標を策定することで適度な緊張を生み、
パフォオーマンスは向上します。

Where

WhereはWhatで明確にした課題(目標)を絞り込む段階です。

Whatで明文化した課題に対して直接解決策を考えると、

  • 広すぎる課題に対して対策を立てることとなり、対策が多岐に渡るので議論が発散する
  • 課題の裏返しのような対策しか打てず、根本的な解決を促せない

といったデメリットが考えられます。

そこで、Whatで定義した目標を細分化し、対策を打つことで最も目標に対する高い効果を発揮できるであろう
エリアに絞り込むことで、効率的に議論を進めることができます。

例えば、課題として「テーマパークの売上を向上する」といったものを定義したときに、

  • 誰に対する売上を向上させるのか[who]
  • いつの売上を向上させるのか[when]
  • どの売上を向上させるのか[where]

などの軸でマトリクスを切り、最も伸び代がありそうな「テーマパーク内において平日日中帯の飲食売上を向上する」
といった課題に絞り込みます。

Why

WhyはWhereで絞り込んだ課題に対して、原因を深堀するPhaseです。

なぜWhereでしぼりこんだ課題が発生するのかを掘っていくことで、真の課題を特定し、より効果的な解決策
立てる目的で実施します。

「テーマパーク内において平日日中帯の飲食売上を向上」するためには、

  • 飲食店の数を増やせばいいのか
  • 飲食店の質を向上すればいいのか
  • 飲食店のコストを上げれば/下げればいいのか

といった複数の対策が考えられますが、これらの中から最も効果的な策を打ち立てるために必要な段階です。

掘り下げる時に注意しないといけないことは、下記です。

  • 広く掘る(ヌケモレを防止するため)
  • 深く掘る(真の原因を特定して再発防止するため)
  • 適切に掘る(不要な要素を混入させないため)
How

HowはWhyで特定した課題に対して複数の対策案を立てるPhaseです。

構造的に解決策を複数立て、それぞれに対して評価を実施することで最も効果的な解決策を策定することができます。


その後

ここまで実施できたら、後はその解決策を実行するのみです。

ここまでのPhaseは、PDCAでいう「P」の段階のみで、この後対策を実行して、効果測定して、次の対策を打つ、という
サイクルを回していく必要があります。

ただし、つぎのサイクルでもう一度Whatから検討する必要はなく、大元のWhatはすでに明確になっているので、
うまくいかなかった事象に対してWhere Why Howを検討するだけでつぎのサイクルに入っていけます。


こうしたSTEPで課題解決について議論するんだ、ということを組織全体で理解していれば、課題解決が組織の
共通言語となり、爆速でコミュニケーションをとることができるようになります。




・・・といった内容でした。

実際に2日目の最後のケーススタディでは少人数でグループワークを実施したのですが、
今どのPhaseについて話しているのかを意識することで議論が発散せず、非常に短い時間で効果的であると思われる
対策を打つことができました。

実業務においてもこのことを念頭において課題解決していきたいと思います。